Maintenance Of The Log House

 

最終更新日:2014/10/2

ログハウスのメンテナンス


ログハウスを手にいれてからも気を抜いてはいけません。大切なわが家を長持ちさせ、安心して使い続けるために、メンテナンスにも気を配りましょう。もちろん、湿気がこもらないよう換気を心がけたり、壁や床の痛み、汚れはひどくならないうちに対処するというのは、どんな住宅にでも共通するメンテナンスの基本です。ただ、通常の住宅とちょっと異なる点として、ログハウスには「セトリング」と呼ばれる特有の現象が発生するするのです。セトリングとは丸太材の重みや乾燥収縮により、水平に積んだ各段が沈下を起こし、壁の高さが低くなる現象のことです。通常は築5~6年経つと収まるようですが、落ち着くまでの期間やどの程度の沈下が起こるかは、ログ材の種類や建物規模、使用環境によっても違ってきますが、大まかな目安として、マシンカットのログ材よりもハンドカットのログ材の方が、大きなセトリングが起こりやすいともいわれています。しかし、そもそもログハウス建築においてはこのセトリングを想定し、階段や開口部(窓・扉)などに不都合が生じることのないよう対策を施しているのが普通です。住む側としては、ごく普通に起こる現象であることを理解しながら、それが落ち着くまで進行状況に注意深く目を向けることが大事だということになります。

 

セトリングへの対処の仕方ですが、セトリングが進行すると、ログ壁を締め付けるために設けられた「通しボルト」に緩みが生じてきます。そのため、ナットを締めてやる必要がでてくるのです。セトリングは完成して数カ月は大きく進行するのですが、それ以降は緩やかになるため、1年目はまめに様子を見ながら通しボルトを締め直すとして、落ち着いてくれば年に 1回程度の作業で済むようになってきます。しかしセトリングで特に気を付けなければならないのは、ログ材の収縮にばらつきがあり、ログ壁の沈下が常に均等に起こるとは限らないことです。あらかじめ対策を講じていても、窓や扉が開閉しづらくなったりするケースは往々にして起こりますので、そういった現象に気づいたら早めに施工業者に連絡をするのが良いでしょう。いずれにせよ、セトリングへの対処は自分でできること、できないことがあるわけで、施工業者から十分に説明を受けることが肝心となります。その辺りを曖昧にせずきちんと伝えようとする営業姿勢、あるいはアフターサービスがしっかりしているか否かということは、納得のいく業者選びをするための判断材料にもなるといえるでしょう。

 

その他には外部の塗装があります。ログハウスには通常、防腐、防カビ効果のある木材保護塗料が塗られていて、完成後、2~3年の周期で再塗装を行うことによって、十分な耐久性を保つことができるとされています。特に外壁やウッドデッキ、ベランダ等、雨の当たる個所は状態をこまめに点検しつつ、さらに短いスパンで塗装すると良いでしょう。この外部の塗装の際に気を付けなければならないのは、塗料選びで、表面に皮膜ができるような塗料を用いるとしばらくしてはがれ落ちたところから雨水が浸入し、腐食を招くことにもなりかねないので、浸透タイプのログ用塗料を使いましょう。また、ダグラスファーやカラマツなど、ヤニが多く含まれるログ材で建てたログハウスは、木の切り口などからベトベトした液体が染み出してくることがよくありますのでよく見ておきましょう。見た目も悪いですし、服を汚したりしてやっかいなことに加えて、塗料のノリもよくないため、再塗装の際には落とす必要があります。除去作業の際はは、専用のヤニ取り剤のほかガソリン、シンナーなどを塗布して融解させてからふき取る方法とあるいは冬場ですとヤニが固くなるため、ヘラやガムテープなどではがして取る方法が良いと思います。

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最終更新日:2014/11/26